襖を外して引き戸を作る
ひとつ前に住んでいた古い戸建て賃貸のおうちDIYの記録です。
リビング横の和室は襖で仕切られていたのですが、
- 襖だと光が通らず和室が暗い
- 子どもたちが遊んでいる様子が見えない
- 襖の裏側がシミ汚れで汚い
- 賃貸なので襖を汚してしまったら退去時に張り替え費用を請求される
などの理由から、襖は外して、引き戸を自作しました。
賃貸こそDIYした方がイイ!と私は思っています。
この家は、ワケあって1年ちょっとで引っ越したのですが(色々あったんです。話すと長くなる…)作った引き戸は現在のおうちでも活躍してくれています。
before
After
引き戸作りの材料
- 木目がきれいなシナベニヤ(引き戸の下半分)
- 枠となる SPF1×3材
- SPF1×2材(引き戸の上半分の格子部分)
- キャスター(引き戸1枚につき2つ用意)
- エンビ板(910mm×910mm厚さ0.5mm)
製作・工程
まずは材料を仮置きしてイメージしてみました。
SPFの1×3材を漢字の「日」の形に組んで、下半分には裏からベニヤを貼ります。
引き戸が ガラガラ〜ッと開閉し易い様に、下部にキャスターを取り付けます。
キャスターが転がり易い様に、枠から1cmキャスターがはみ出す様に切り込みを入れる為に、印を付けます。
形のイメージが出来たら、枠を組み立てて、キャスターを取り付け。
枠は、9cmもあるこちらの軸細コーススレッドを横から2本ずつ打って固定しました。
長いビスなので、必ずドリルで下穴を開けてから、ビスを入れてくださいね。
ズボラして無理矢理入れると、ビス穴が曲がって木割れします。
木工用ボンド+長いビスを2本ずつつ使って、しっかりガッチリ固定。
枠が出来たら、試しに襖が付いていた溝にはめ込み、サイズを確認します。
SPF材が 襖の溝にピッタリサイズ。
(襖の溝は2cm幅あって、SPFワンバイ材の幅は1.9cmとぴったり)
下も キャスターがピッタリコロコロ転がる!
確認出来たら、取り外して組み立てを進めます。
枠と同じSPF1×3材を使って、下の写真のように組みたてて↓
下半分にだけ、裏から シナベニヤ合板をビスで固定。
すると、こうなります↓
レトロな建具風のデザインにしたいなぁ、と思って作ったので、漢字の「日」の字の下半分に縦に棒を1本足しました。
引き戸は、少しの歪みで上手くはまらなくなったりするので、少し組み立てては試しにはめ込んでみて、ちゃんと可動するか確認しながら進めましたよ。
長くなったので、続きは次回へ!
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